こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
きたみりゅうじさんの『人生って、大人になってからがやたら長い』を読みました。
きたみりゅうじさんは、元SEのフリーライターさんです。
いつも等身大の作品で心にぐぐっと食い込んでくるのですが、
四十路を迎えた著者が、抱いていた大人と現実のギャップに悩みながらも進んでいく様が
同世代の自分と重なって、かなりウルウルしながら読みました。
心にぐぐっときた度では、今年№1かも。
自分はまだまだ大人になりきれていないと悩んでいるアラサー、アラフォー世代にお勧め。
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本
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ここからはネタばれありかもです。
嫁と結婚すると決めた時、嫁の実家のそばで暮すことを独断で決めました。
同居でも全然よいと思っていました。
義父が急逝してからわずか1年、嫁が結婚することで一人暮らしになる義母が
心配だったのと、その義母を心配する嫁が心配だったのが理由です。
この決断を嫁は喜んでくれましたし、結婚して1年経とうとしている今も
折に触れて、ありがとうと言ってくれます。
自分がしたことは決断しただけですが、それがよい結果を生むかなんてわからないわけで。
正解のない世界で生きていく、これが大人なのかなと。
本書でも、著者が義母を呼び寄せることを決断するくだりがありますが、
著者は、自分は何もしていないと言っていますが、いろいろ考えて決断しているのですよね。
決断って責任が伴いますから、決断を受けたて実際に動く人は、
ある意味の安心感があるのだと思うのです。
決断する=責任を持つということが大人なのかなと。
あと、人生楽しく生きていきたいなと。
もちろん、家族が暮らしていけるようにしっかりと稼ぎますよ(`・ω・´)シャキーン