年末恒例となりました一年の振り返り。
第一弾は2023年に出会った美味しいラーメンを振り返っていきます。
<<2022年の振り返り>>
2023年は、この記事執筆時点で91杯。
ここ2年は60杯ぐらいでしたが、3年前ぐらいの量に戻りましたね。
健康状態的に問題なければ後は気の赴くままに任せているので、まあこれぐらいにはなるでしょうね。
前置きはこれぐらいにして、2023年にいただいた一杯を振り返りましょう( ´ ▽ ` )ノ
■2023年の推し~気に入った店に通い詰める( ー`дー´)キリッ
昨年の振り返りで宣言した通り、気に入ったお店の訪問頻度を意識して増やした一年でした。
そんな2023年の推しは、ともに6回訪問の2店舗。
1つ目は、北区新琴似にある麺屋 漣華。
昨年、新規開拓20店からNo.1に選んだお店です。
レギュラーメニューをいただくために訪問回数を増やしたのですが、期間限定メニューの魅力に抗うことができず...結局いただいたのは1回だけでしたねw
画像は、まだまだ肌寒さのあった春先にいただいた夏季期間限定 冷たい海老とあご正油。
スープを一口飲んで心の中で叫んだよね...
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
多分顔にも出てしまったかと思いますが、一口目で完全勝利を確信させるほどの美味さ。
冷たいのってどうしても味が足りなくなりがちで、それを濃いめの醤油ダレでカバーするってのが多いのですが、干しエビかと思うのですがその出汁がしっかり出ていて、控えめな醤油ダレが出汁を引き立てていてとにかく美味い!
2つ目の推しは、東区東苗穂にある麺や 貴一。
実際のところはわからないのですが、昼間はいつ通っても駐車スペース満杯で混んでいるイメージしかなく、すべての訪問が夜営業開店直後の訪問です。
とんこつ醤油をいただきました。
こちらで何度かいただいての総じて感じるのはバランスの良さなのかなと思っておりまして。
煮干系も今回いただいたとんこつも、メニュー名にある素材を感じつつもそれが強く主張している印象はないのですが、ラーメン一杯として味わうとどれも美味いというトータルバランスに秀でているのを感じます。
そして、提供直前に炙りを入れるチャーシューがこの店のストロングポイントなのかなと個人的には感じております。
肉厚で、噛み応えがあり肉自体の美味しさを堪能出来て私好みです。
麺は西山製麺のThis is Sapporoな黄色ちぢれ麺で、とんこつとの組み合わせは意外でしたが、麺に合わせたスープであることを感じさせる融合具合。
この一杯に限った話ではないのですが、何か一つが強く主張しているわけではなく、いろいろな素材を生かすバランスの良さと、チャーシューがとにかく美味い!というのがこのお店の強みなのかなと感じております。
■4年ぶりに帰ってきた 札幌ラーメンショー
コロナ前の2019年以来、ラーメンショーが札幌に帰ってきました\(^O^)/
■帰ってきてくれてありがとうm(__)m
4年ぶりの開催となった札幌ラーメンショー。
状況的に開催されてもおかしくなかった2022年も開催されず、今年も割と時期が近づいてからの公表だったので、正直もう札幌では開催されないのかも...と思い始めていたので、帰ってきてくれてありがとう*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ということだけはお伝えしておきたいですm(__)m
4年ぶりの開催は、とにかくこの一言に尽きるかなと。
北海道ホタテ塩ラーメン
トマムから北海道産ホタテの贅沢な逸品を
北海道産ホタテ出汁をたっぷりと使用した塩スープに、貝柱を1ヶ月漬け込んだ‟自家製ホタテ油”で仕上げるホタテ尽くしの一杯!
全粒粉の麺が香り高く、ホタテでこれだけ濃厚な味わい出せるんだと軽く驚愕してしまうスープも美味しく、極太のメンマが全体のバランスを崩している感はありましたが、食べておいてよかったと感じる一杯でした。
第1幕で一番印象に残っていたのは、北海道・トマムから初出店だった麺屋竹蔵-TAKEZO-でした。
濃厚豚骨醤油とき卵ラーメン。
家系にとき卵!感動のマリアージュを再び
濃厚なスープにとき卵が「ふわ!」「とろ!」と広がりもちもち麺にからみます。スープ、麺、卵、の三位一体をお楽しみください。
2杯目に何をいただくか迷ったのですが、家系にとき卵という組み合わせに魅かれてのセレクト。
いやーこれ選んで正解でしたわ( ゚∀゚)o彡°( ゚∀゚)o彡°
家系にとき卵という組み合わせがこんなに合うなんて( ゚∀゚)o彡°
こういった催事で提供が難しいと思われる半熟よりも生に寄せた印象のとき卵、黄身の部分が家系の濃厚スープに絡んで円やかさを演出し、それに少し火が通った白身がとろっと入ってきて...これもう最高( ゚∀゚)o彡°
と心の中で叫んでしまった一杯でした。
第2幕で一番印象に残った東京都より出店、ラーメン 大山家。
あまり特別感を感じなかった家系にとき卵という組み合わせですが、何事も先入観持ちすぎるのはよくないよな...という学びを得た一杯でした。
■猛暑
今年の夏はホントに暑かったですよね...ι(´Д`υ)アツィー
振り返ってみると7-8月にいただいたラーメンはほぼほぼ冷たいの or つけ麺でしたw
初めていただいた2015年から続いている私的、夏の定番なのがこちら。
コクがあり円やかなスープに冷たく締まった麺がいいんですよね!
夏季限定 Fuji屋式 冷やし中華
つけ麺用の太麺を手揉みしているという麺はワイルドな食べ応えを演出していて、ワシワシ食べさせる系の冷やし中華に仕上がっている印象。
メンマとチャーシューも太めだったのもそう感じさせましたかね。
パッと見、ピーマン?と思ったのは大きいワカメで意外性がありましたが、これがいいアクセントになっていていいですね!
紅しょうがは味変用に別皿提供だと最高でしたが、からしを少しずつ混ぜ合わせながら最後まで美味しくいただきました。
大変美味しくて個人的には好みの一杯だったのですが、この後少しお腹を下してしまい...身体的には好みではなかったようで...無念です。
■新たな出会い
今年の新規開拓は19店。
鶏味ラーメン。
4種類から選べるスープは鶏味濃厚を。
見た目も、粘度があり過ぎて飲むというよりは食べている錯覚に襲われるスープも天下一品そのもので、そうそう( ゚∀゚)o彡°ワシはこれがいただきたかったんや( ゚∀゚)o彡°
と心躍りながらあっという間にスープまで完食完飲してしまいました。
同じ場所にあった天下一品の店主だった方が独立開業したお店だそうで、天下一品さを感じさせる一杯でした。
煮干たまり醤油。
これは...めちゃくちゃ美味いですぅ( ゚∀゚)o彡°
小麦の香り深い麺に舌鼓を打ち、しっかり煮干の香り、味わいを感じながらえぐみを一切感じないスープを喉で感じ、小振りながらも程よい脂身がいい仕事しているチャーシューをほお張りと、文句の付け所のない一杯でした。
北区麻生エリアの繁盛店 らーめん さかいのセカンドブランド的位置づけの麺屋で、さかいの自家製麺の美味さを堪能できるお店だったんですが、秋口から店を閉めていて気になってたんですが、店主の退職によるものだったことが、この記事執筆中に飛び込んできたSNSで明らかになりました。
メリークリスマスです!🎅
— らーめんさかい (@ramen_sakai) December 24, 2023
さかいより
煮干ラーメン北栄の
ひとまずのご報告です。
店長退職後、開けることもできず、
閉店・譲渡も含め全ての可能性と手段と方向を
まな板にあげ、いろんな方にご相談しながら
全方位でどうするかを検討して参りましたが、
ひとまず、… pic.twitter.com/hbA2wccxHM
不定期ながら営業再開と言うことで、それはそれで嬉しいのですが、あまり頑張り過ぎないで欲しいですね...営業的にそういうわけにはいかないんでしょうが...
いただいたのはトップメニューのV麺。
V麺とは何ぞや?とよくわからないまま頼んだんですが、VegetableのVだそうでいわゆるタンメンと考えればよさそうです。
ベースになっているのは豚白湯だそうで、豚を強火で煮込み続けるという手法自体は博多豚骨と同じですね。
味は恐らく塩かと思うんですが、野菜を炒めたときにつけていると思われる味が浸透していてとにかく美味いわあ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*というのが総じての感想。
シャキシャキ仕上げの白菜、もやしが中心の野菜の中に、海老、タコ、ベビーホタテが入っていたのがいい意味での驚きでした。
中太のストレート麺も大変美味しく、期待値が高くなかったのもあるにはあるんですが、これは思わぬ掘り出し物ですよ( ゚∀゚)o彡°と感じて、近い内の再訪を誓ったのでした。
破格値と言っていい400円の朝ラーが話題になってましたが、確かな腕前を感じさせた看板メニュー。
今は、メニュー名がちゃんタン麺に変更になっています。
2023年新規開拓から私が選んだNo.1は...
中央区 札幌場外市場にある、とくいち Nouilles Japonaise です。
11月訪問で、記事自体はまだ未投稿。
いただいたのは特上らぁ麺 鶏醤 1300円。
見た目の美しさが目を引きますが、味わいも総じて上品な印象。
とは言ってもあっさり寄りというわけではなく、麺、スープ、具材どれも力強さがあり、全体としても力強さが前面に出た一杯。
全粒粉の麺は小麦の味わい深く、鶏、豚二種類のチャーシュー、極太メンマ、味玉どれも抜群に美味く、これは評判になるのも納得の一杯でした。
スープは醤油の主張はそれほど強くなく、どちらかというと油(恐らく鶏油)で食わせる系ではあるんですが、しつこくなりすぎずバランスの良さが窺えました。
ミシュラン獲得のフランス料理店 LeMusée監修の麺屋という異色さもあり、オープン当初から話題になっていたお店ですが、納得のクオリティーでした。
次点は厚別区のつけめん しんちゃん。
随分少ないな...とパッと見で感じたつけ汁はどろっと感のある粘度で濃厚。
このつけ汁に半分ぐらい麺をいただくお作法らしく、確かに全部つけると若干濃すぎるように感じるぐらい、つけ汁の味が濃厚でした。
綺麗にまとめられた太麺はもちもちでコシがあり、つけ汁の濃厚さに負けてなく、これだけ食べても美味しさがわかります。
これはなかなか味わったことのなくて上手く説明できないんですが、とにかく美味しくてレベルの高さが窺える一杯。
途中から卓上のりんごレモン酢を麺にかけて味変するとさっぱり感がでますね。
通常の年であれば文句なしのNo.1なのですが、今年は相手が悪すぎました...
つけ麺だけじゃなくラーメンも美味いとの評判なので、来年確認しに行きたいと思います。
■独断と偏見で選ぶ今年の一杯
2023年の一杯として選んだのは...
かつての推し。
3年4か月ぶりに訪問した北区新琴似の麺処四代目ゆうじの突発限定 牛バラ肉の淡麗つけ麺です。
今流行りの、麺には味がついているのでまずはそのまま召し上がって...という前口上が入る系つけ麺。
他のお店で同じ系統のつけ麺を何度かいただいていますが、麺の美味さでは飛び抜けての一番で、あまりの美味さに一口食べて絶対にやけたと思いますw
麺だけで食べきれそうな勢いをグッと堪え...
途中からはつけ汁にいれていただきました。
牛バラ肉がたっぷり入ったつけ汁は、油多めながらあっさりした味わいでしたが、味がついている麺をくぐらせていくことで自然と深みが増していき...ナニコレ最高じゃないですかやだー( ゚∀゚)o彡°
と心躍りながらスープ割りまで美味しくいただきました。
一通りメニューをいただいたのが主な理由で足が遠のいていたんですが、今年に入ってからなのかは不確かですが、これまでほとんどなかった期間限定を提供し出しのが再訪の動機づけになり、改めて腕の確かさを実感させられる極上の一杯でした。
次点は、今年の推し。
北区新琴似にある麺屋 漣華の期間限定 牡蠣白湯つけそば。
いやーこれ!めっちゃ!!美味い!!!じゃないですかやだー( ゚∀゚)o彡°( ゚∀゚)o彡°
つけ汁自体は鶏白湯ベースですが、しっかり牡蠣の風味を感じて、牡蠣好きには堪らんですよ( ゚∀゚)o彡°
細めの平打ち麺に牡蠣の風味がするつけ汁がよく絡んで、今年一二を争う美味さでした。
他の味がどうなのかはわかりませんが、牡蠣の味がよく引き立つんじゃないんじゃないかと思われ、塩を選んで正解でした!
牡蠣好きなので、これまで牡蠣の入ったラーメンもそこそこいただいてきましたが、ここまで牡蠣の風味をしっかり感じる一杯には初めて出会って、正直心躍る気持ちが顔に出てたと思いますw
新店もそうですけど、こちらも通常の年であれば文句なしのNo.1のレベルで、今年は美味しい一杯をたくさんいただけて嬉しい!
■来年の抱負
その時、行きたい店に 俺は行く( ー`дー´)キリッ
ちょっとワンピースの決め台詞っぽくしてみましたw
ここ数年、美味しい店でもいつなくなるかわからないってことを嫌という程思い知らされてまして。
この間行ったばかりだから...とか考えずに、その時の欲求に従って行きたい店、食べたい一杯を選びたいと思います。
というわけで、2024年のラーメンレポにご期待ください\(^O^)/