年末恒例となりました一年の振り返り。
第一弾は2021年に出会った美味しいラーメンを振り返っていきます。
<<昨年の振り返り>>
この記事執筆時点で61杯をいただいた2021年。
2019年の108杯、2020年の89杯から大きく減らしてきています。
血栓性静脈炎を患って以来10余年、再発予防として中性脂肪を抑える薬を飲んでいるにも関わらず中性脂肪が基準値上限ギリギリまでになってしまい...さすがに危機感を抱いて外食でのラーメンは週一にすることを今年後半から課すようにしまして。
まあ、ラーメン気分じゃない時も頻度が増えてきたので苦ではないんですけど、歳を取ったことを実感している今日この頃ですw
ということで、2021年にいただいた一杯、振り返ります( ´ ▽ ` )ノ
■乱立
いつの間にやら乱立状態になっていた家系。
ここ数年で一気に増えて、既存店でも限定メニューでの提供だったり、家系に特化したブランドを立ち上げたりしてますよね。
乱立する以前からあったこちらは言わば札幌家系の先駆け的存在。
横浜家系と言えば、味は醤油オンリーが多い印象ですが、札幌にある家系はこちらのように基本3味あるところが多いですよね。
この時は塩豚骨をいただきましたが、シンプルな塩がベースのスープの良さを際立てているように感じた一杯でした。
こちらは味の時計台の経営権を買収した横浜家系の北海道一号店。
横浜家系と言えば、味は醤油オンリーが多い印象だったんですが、こちらも基本3味+αのバリエーションでして...私の脳内がアップデートされてないだけなんですねw
本場の横浜家系とは違う味わいなんでしょうけど、クリーミーな家系テイストで、個人的にはなかなかお気に入りの一杯でした。
南平岸に本店がある、新進気鋭とはもはや呼べない札幌No.1をうかがう所まで上り詰めた麺屋との個人的評価なMEN-EIJIが手がけた家系ブランド。
オープン1年経たない店を業態変換してのリニューアルオープンは戦略的なものか...はたまた...と、個人的には後者の方かなと見ていますが...
■新たな出会い
今年の新規開拓は21店。
数年来の懸案店でしたが、夜遅い時間帯の営業で、コロナ禍だからこそ訪問が叶ったすすきのの名店。
お昼時間帯にいただく、"夜の煮干し"は絶品でした。
我が家にほど近いエリアにありながら、何となく好みから外れているような予感がしてました。
大抵はその予感は当たるんですが...外れることもあるんだな( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
と、もっと早く来ればよかったと後悔した、個人的にはストライクゾーンど真ん中の円やかクリーミーで優しい味わいの味噌ラーメンでした。
パン屋経営で24時間営業という変わり種な一店。
"少なめ"とは思えないボリュームあるみそラーメンで、水準以上の一杯でした。
近いうちに再訪をと思っていたらいつの間にか閉店してました...無念。
石狩市ではあまり聞いたことがない朝ラーを提供するお店として、オープン直後から界隈で話題になっていましたが、噂に違わないクオリティーで、昼時間帯も早いうちに来なければと思っているうちに早半年...
関西の名店プロデュースということで、界隈でオープン前から話題でした。
店名にしているほどの拘りを持っているであろう鶏白湯をそれほど濃厚に感じなかったのは豚が入っているからだと思われ、濃厚さよりもバランスの取れたクオリティーの高い一杯かなと。
見た目からもわかる通り、"たたき"というより"とりわさ"のような味わいな鶏チャーシューは明らかに生っぽさがあって、好みははっきりと分かれると思います。
会社のチャットでも話題になっていたお店ですが、ラヲタがバレてしまうので黙っておきましたw
2021年新規開拓から選んだNo.1は、12月に訪問した、麺屋 牛と貝の牛白湯ラーメン。
詳細は年明け掲載のエントリをご覧くださいませですが、オープン間もないとは思えない完成度の高い一杯でした。
■再訪
まずは、私がラーメンにハマるきっかけとなった白石区川下の名店 麺屋 菜々兵衛。
今年は2回お邪魔しました。
3年ぶりにいただいたつけ麺は、魚介濃厚なつけ汁が相変わらず絶品でした。
風味豊かな自家製麺が絶品な、石狩街道沿いの麺屋。
今年の訪問回数は2回。
期間限定の一杯がなかなか魅力的で、来年はもう少し訪問回数増えるかもしれません。
北区太平エリア随一の繫盛店 麺や けせらせら。
繁盛店過ぎていつも絶えない行列がなければもっと訪問しているんですが...という年一の訪問だと、看板メニューの塩らぁめん以外には触手が動かないほど、少し粘度のあるスープの味わいが絶品です。
こちらは白石区菊水エリア随一の繁盛店 中華そば カリフォルニア。
2年連続でいただいた夏季限定の冷し塩煮干は、冷たいと白く浮きがちな油を上手く生かした煮干し濃厚な一杯です。
商品化された一杯も再現度が高くて、今は販売していないようですが、またいつの日かいただいてみたいと感じる高評価でした。
最後は惜しまれつつ9月に閉店したこちら。
立地条件次第なら足繁く通うんですが...というお気に入りの一杯で、粘度がありすぎて、飲むというよりは食べている感覚に襲われる、他にないオンリーワンなスープが好きだったんですけど...無念の閉店でした。
■独断と偏見で選ぶ今年の一杯
2021年の一杯は、札幌家系の先駆けとも言うべきお店のNOT家系な一杯を選びました。
らーめん 麺GO家 新琴似店の鶏白湯 極です。
スープを一口飲んで、鶏白湯濃厚な中に家系らしさも感じましたが、それは豚骨の甘さとコクが生みだしたものだったんですね!
家系らしさも感じつつ、鶏白湯としても絶品で、こちらでいただいた3味の家系と比べても遜色ないというか、個人的にはこれが一番じゃないかと思う程の一杯でした。
途中でレモンを絞って入れると、爽やかさが出てまた別の味わいになりと、文句のつけようのない一杯かなと。
家系のアレンジが入った鶏白湯といった趣で、これまでいただいてきた鶏白湯と比べても上位に位置づけられるクオリティーで、レモンを絞って入れた後の爽やかがこれまた絶品でした。
次点は、北区新川の繁盛店 麺や hide でいただいた、期間限定の冷たい天然煮干しス。
毎年いい意味での驚きを与えてくれる夏季限定の一杯ですが、今年の驚きは大葉粉末を練りこんだという平打ち自家製麺ですかね。
とにかく旨みが半端なくて、麺だけならこれが断トツのNo.1でした。
■来年の抱負?
来年も引き続き、ラーメンは週一ペースに抑えていこうと考えておりまして。
そうすると年間で50杯強と、一番多かった2019年の半分ぐらいになります。
より厳選していく必要があるんですが、2022年は新規開拓、取り分けオープンしたての新店をターゲットにしていきたいかなと考えております。
というわけで、2022年のラーメンレポにご期待ください\(^O^)/